まず、私たちは仕事をするときになにから始めるかを考えました。
それは「本当に大事なことはなんなのか」を掴むことです。

ユーザーが求めているもの、押し出せる強み、達成したいこと…
ヒアリングすると次から次に出てくることが多いですが、本当に大事なものはそう多くはありません。
マーケティングに必要なことは案外ベーシックで原始的なたった1つのKeyだったりします。

SALTは人間にとって欠かせない、大切なものの1つ。
私たちはあなたにとってのSALTをしっかりと探し出します。

次に考えたのは仕事のゴールをどこに置くか。
マーケティングというとどうしてもお金を使って派手なことをやるイメージがつきものです。
ときには面白さを狙いすぎて「これなにを伝えたいんだっけ？」となることも…

私たちはそういった人目を引くだけの行為やお金を短期的に稼ぐことはゴールではないと考えます。
人に価値をどう伝えるのか、そのとき主役であるプロダクトが不在になって良いはずがありません。

本当に良い食材はSALTのようなシンプルな味付けで最も美味しくなります。
プロダクトが本来持つ良い部分を最大限に引き出し、伝えることが私たちの仕事です。

最後にやらないことを考えてみました。

ロジックだけでガチガチに固めること。これは絶対にやりません。
企業は成功確度を上げるために論理武装をしがちです。
しかし守りの姿勢からはイノベーションは生まれずシュリンクしていきます。
なにより仕事を楽しむことが難しくなってしまう。

それならセンスに任せて閃きや勢いで攻めるのか。
もちろんそれでは説得力もなく、誰からも共感を得ることはできないでしょう。

センスとロジック、私たちはその両方を大事にします。
ロジックを立てて現状を分析し、傾向を掴み、最後はセンスを駆使して企画します。
Sense And Logical Thinking
ロゴマークもそのイメージをデザインに反映しています。

長々と書いてしまいましたが、結局覚えやすい社名が良かったというのが本音だったりします。
アルファベット4つでSALT。伝えたいメッセージは短く。
塩で覚えてもらっても大丈夫です。